
StaatAppとはプログラミングが不要で,直感的なマウス操作のみで統計解析を実行できるPC用アプリになります.
StaatAppは初めて統計解析を行なうという方や,課題や卒業・修士論文に分析結果が必要という方に向けて開発したアプリです.各解析手法の計算過程や数学的な理解が無くても,扱うデータの前提条件さえ間違わなければ正しい解析結果を最低限の手間で算出できるアプリとなっています.
StaatAppの主な機能
任意のデータを読み込み,データの編集,記述統計,仮設検定,多変量解析,クロス集計やグラフ作成など統計解析に必要な基本的な機能は全て実装されています.
算出した解析結果はCSVデータとして,グラフは画像データとして保存することもできます.
※ サンプル画像はMacOS版になるのでWindows版は若干デザインが異なります.
購入から解析まで(3ステップ)

製品一覧と価格
無料版(Win/Mac)

■価格:永年無料
■機能:データ操作機能
基本統計量
正規性の確認
ロジスティック回帰
相関行列
フル機能版(Win/Mac)

■価格:3000円
■機能:データ操作機能
全解析手法
単解析手法版(Win)

■価格:500-700円
■機能:データ操作機能
各種解析手法
初めてStaatAppをご利用される方はまず無料版をご利用いただき,お手元のデータの利用可否や操作性をお確かめください.
複数の解析手法を用いて統計解析を行いたい方はフル機能版,既に実施する解析手法が明確であり特定の解析手法を行いたい場合は単解析手法版をご利用ください.但し単機能手法版は,開発コストと需要のバランスからWindows限定での販売となっています.
この他にもWindows版ではノンパラメトリック検定や多変量解析など,複数の解析手法をまとめたパッケージ版の販売も行っています.詳しくは販売サイト(StaatApp Store)でご確認ください.
解析手法一覧
大分類 | 中分類 | 解析手法 | 無料版 | 単解析版 |
基本統計量 | 基本統計量 | 平均値・標準偏差・四分位数など | ○ | ○ |
相関係数 | ピアソンの積率相関係数 | ○ | ||
スピアマンの順位相関係数 | ○ | |||
ケンドールの順位相関係数 | ○ | |||
相関比 | ○ | |||
仮説検定 | パラメトリック検定 | 対応のないt検定 | ||
ウェルチのt検定 | ||||
対応のあるt検定 | ||||
一元配置分散分析 | ||||
反復測定分散分析 | ||||
多元配置分散分析 | ||||
ノンパラメトリック検定 | マンホイットニーのU検定 | ○ | ||
ブルンナー・ムンチェル検定 | ||||
ウィルコクソン符号順位和検定 | ○ | |||
クラスカル・ウォリス検定 | ○ | |||
フリードマン検定 | ○ | |||
多重比較 | テューキー・クレーマー法 | ○ | ||
スティール・ドゥワス検定 | ○ | |||
ダネット検定 | ○ | |||
正規性の確認 | 正規Q-Qプロット | ○ | ||
シャピロ・ウィルク検定 | ○ | |||
コルモゴロフ・スミルノフ検定 | ○ | |||
等分散性の検定 | F検定 | |||
バートレット検定 | ||||
ルビーン検定 | ||||
多変量解析 | 多変量解析 | 重回帰分析 | ○ | |
数量化Ⅱ類 | ○ | |||
ロジスティック回帰分析 | ○ | ○ | ||
多項ロジスティック回帰分析 | ○ | |||
主成分分析 | ○ | |||
因子分析 | ○ | |||
K-means法 | ○ | |||
階層クラスター分析 | ○ | |||
グラフ | グラフ作成 | ヒストグラム | ○ | |
分布図 | ○ | |||
散布図行列・ヒートマップ | ○ | ○ | ||
その他 | クロス集計表 | クロス集計表 | ○ | |
カイ二乗検定 | ○ | |||
フィッシャーの正確確率検定 | ○ | |||
クラメールの連関係数 | ○ | |||
オッズ比とリスク比 | ○ | |||
コレスポンデンス分析 | ○ | |||
生存時間解析 | 生存曲線 | ○ | ||
Cox比例ハザード回帰 | ○ |
操作方法
StaatAppの操作方法・結果の見方はすべて本サイト内で解説しています.
よくあるお問い合わせ
Q.データ数が多くても計算できますか?
A.問題ありません.検証ではサンプルサイズが1万程度のデータでも正常に計算できます.計算速度はお持ちのPCによります.
Q.論文に結果を使用できますか?
A.Pythonの主要なライブラリを利用して計算しているため利用可能です.論文内で手法や参考文献を記載する際は,各アプリ解説ページに記載している利用ライブラリの公式ドキュメントから参考にしている論文・文献を辿ってください.
その他の仕様や機能に関するご質問についてはDiscordにて受け付けております.詳しくは以下のページをご覧ください.